【行政書士試験合格者の効率的な受験戦略!】試験科目の重要度に応じた試験戦略・時間の使い方が重要です

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こんにちは、keijinhoです。

  • 行政書士試験に合格するための受験戦略が知りたい
  • 合格者の時間の使い方を教えてほしい
  • 目標点と合格点って違うの?

本記事では、上記のような疑問に答えます。

本記事を読まれている方は、行政書士試験の合格に向けて取り組まれている方かと思います。

何かのきっかけで取り組もうと思ったときって、モチベがめちゃくちゃ上がっているときですよね。

そんな時って、ちょっと無茶なスケジュールを立てて最初から飛ばしたり、いきなり科目の勉強を始めがちです。ただ、試験勉強は長丁場なのでイキオイに任せて取り組んだりせず、いったん立ち止まってまずは行政書士試験全体を見渡しましょう。

どんな科目があるか、どういう配点か、重要な科目はどれでどういう対策をするべきかといった試験戦略や、試験までどのくらいの期間があるか、合格に必要な時間はどのくらいか、自分が勉強できる時間はどのくらいか、自分が勉強時間を捻出するためにはどうすべきかといった勉強時間の配分など、合格というゴールを決めるために何が必要で何をすべきかをしっかりと把握し戦略を立てて取り組んだ方が合格に近づけるからです。

ぼく自身は、宅地建物取引士とビジネス実務法務検定2級を持っていて、また本業では経営企画と企業法務を担当していて、民法と会社法について若干のアドバンテージはありましたが、2020年の行政書士試験に勉強時間約2ヶ月半で一発合格をすることができました。

その結果が出たのは、スタート時に試験への戦略を立てていたことと、定期的な見直しで方向修正ができたことが理由で、これは誰にでも当てはまることだと思っています。

なので、試験戦略や勉強時間配分の仕方をお伝えすることで行政書士受験生の皆様の役に立てればと思います。

本記事のポイント

  • 試験科目と配点割合、科目の重要度に応じた戦略を理解する
  • 戦略合格に必要な勉強時間・捻出できる勉強時間と時間配分を把握する
  • 目標点は高めに設定すべき

試験科目と配点割合、科目の重要度に応じた戦略を理解する

行政法と民法で6割以上を占める行政書士試験

行政書士試験ですが、まずは試験科目と配点割合、合格基準を確認しましょう。

以下の表の左側の通りです。

この表で分かるように、行政書士試験で科目別の配点割合を見た時に、行政法が37%、民法が25%で、この2科目で6割以上を占めています。

なので、試験勉強をするにあたっては、第1に行政法、第2に民法、この2科目に重点を置いた対策をしていく必要があります。

足切りに注意の一般知識

行政書士試験で注意が必要なのが、一般知識です。

試験の合格基準は以下の通りですが、一般知識科目のみの足切り点に到達できないと、全体で180点以上を取ったとしても不合格になります。

行政書士試験の合格基準

  • 法令等科目の得点が、122点以上(満点の50パーセント以上)
  • 一般知識等科目の得点が、24点以上(満点の40パーセント以上)
  • 試験全体の得点が、180点以上(満点の60パーセント以上)

いやいや40%以上取ればいいなら余裕っしょ、と考えがちですが、試験範囲の「政治・経済・社会」は範囲が広すぎるのと、過去問対策があまり活きないので、対策がほとんど立てられない科目かなと思います。

なので、「情報通信・個人情報保護」や、「文章理解」の計7問で確実に6問を取りにいかなければならず、一般知識を舐めてると痛い目にあいます。

ぼくは、試験当日こそ一般知識の問題の相性というか運が良く12/14問を取れました。ただ、対策をするにあたって過去3年分の過去問の政治・経済・社会を解いてみたところ1問ずつしか正解できず、予備校のファイナル模試でも24/56点とギリギリだったため、情報通信・個人情報保護と文章理解の対策を試験直前まで行うというメンタル的にキツイ状態に陥っていました。

世間には一般知識で足切りを食らって合格できなかった受験生も結構多いようなので、足切りに合わないように対策するということが必要になる科目です。ぼくは、足切りにビビってしまい、情報通信・個人情報保護法や、文章理解問題の計7問全部取るつもりで対策しましたが、実際にそのくらいで臨むべきかなと思います。

合格に必要な勉強時間・捻出できる勉強時間と時間配分を把握する

一般的な必要勉強時間と自分に必要な目標勉強時間

行政書士試験の合格に必要な勉強時間ですが、各受験予備校が出している情報を参考にしましょう。

  • 法律初学者が独学で合格を目指す場合     800~1,000時間
  • 法律初学者が講座を活用して合格を目指す場合 600時間程度
  • 学習経験者が合格を目指す場合        300~500時間

各受験予備校が言ってる勉強時間は、多少の誤差はあってもだいたい上記の感じかなと。

捻出できる勉強時間

そこで、上記を参考に、まずは自身の学習レベルから、大まかに自身が合格するために必要な勉強時間を算出してみましょう。

ぼくの場合ですが、宅地建物取引士(試験科目に民法あり)とビジネス実務法務検定2級を持っていて、また本業で経営企画と企業法務を担当し上場企業のガバナンスや株式実務を1人で対応してきた知識と経験があって、民法と会社法にはアドバンテージがあるかなというのが勉強開始前の状況でした。

ただ、行政法は仕事でも使ったことがないので、最低でも300時間はしたいなと。とはいえ、勉強スタート時点ですでに 8 月後半で試験日まで 2 ヶ月半しかなく、本業があるサラリーマンでしかも副業もしていたので、本業では極力残業を減らし、副業はこの間進行中の案件以外をいったんストップして、勉強時間を捻出することを心掛けました。

なので、ざっくり以下の感じで、週 25 時間・月 100 時間を想定し、2ヶ月半で最低限 250 時間を死守、余裕があれば300時間をこなすイメージで勉強時間を作りました。

自分が勉強に充てれる時間

  • 平日3時間、週末5時間 → 週25時間 → 月100時間
  • 平日:朝1時間、通勤往復1時間、(昼休み0.5時間、)夜1時間
  • 週末:午前2時間、午後3時間、合計5時間

当然、眠すぎて朝起きれなかったり夜帰宅して即寝しちゃったりで毎日想定通りに進んでなくて、1日1時間しか勉強できない日もあったりしました。。

ただ、ぼくは追い込まれるとやるタイプなので(笑)、最後の1ヶ月は、朝+1時間、日によって夜+1時間やったりして、結果的には300時間程度はできました。

もし試験当日までに抽出した勉強時間が足りない場合は、無理やりでも勉強時間を捻出しましょう。時間がある時に勉強するではなく、勉強するために時間を無理やりでも作る意識は重要だと思います。

こんな感じで、法律初学者の方が独学で一発合格を目指す場合なら試験当日までに残された時間で800時間を捻出、法律学習経験者ならその経験に応じて300~500時間を捻出しましょう。

ただやみくもに勉強するのではなく、自分の合格に必要な勉強時間を数字化してイメージして(わからなければ多めに取るか、短期集中で)スケジュールを立てて臨む必要があると思います。

ちなみに、超1流のサッカー選手はサッカーノートを取る人が多いですが、できることなら、自分がやった勉強時間と科目の記録を残しておくべきかと。勉強時間をカウントしても合格できるわけではないですが、勉強時間の積み重ねが可視化できれば、苦しい時や諦めそうになった時に思い返したりして自信に繋がりますよ。

ちなみに、kotoboはスマホで時間管理ができ簡単に使えるので、オススメです。

各科目の勉強時間配分

各科目の勉強時間配分ですが、科目の重要度と捻出できそうな時間を考慮して調整した結果、ざっくり以下のような勉強時間の配分で取り組みました。

  • 基礎法学・・・0%
  • 憲法  ・・・5%
  • 民法  ・・・25%
  • 行政法 ・・・40%
  • 商法  ・・・5%
  • 一般知識・・・20%(政経社・0%、情報・10%、文章理解・10%)

基礎法学と政治・経済・社会の対策は、思い切って捨てました(笑)。時間が無かったのもありますが、両方とも出題範囲が膨大すぎる割に点数配分はそこまで大きくなくコスパが悪いなと感じたからです。

試験までに十分な時間があって、しかも行政法や民法、情報、文章理解の問題が解けるようになってきたなら取り組んでもいいと思いますが、そうでなければ1問当たればラッキーかなくらいの感じで、割り切るのも大事かなと思います。

目標点は高めに設定すべき

科目の配点割合や合格基準を踏まえて、試験勉強をスタートする前に目標点を掲げ、1ヶ月毎や模試などで定期的に自分がどれくらい取れるようになったのかを確認し、勉強の方向性を修正していくことが必要です。

そして、目標点ですが、合格基準点ギリギリの180点に設定するのはオススメしません。

年度によって難易度に差があったりして誤差がありますし、数問のミスや取りこぼしもあり得ます。また、記述式での得点は、確実に見込める方は良いですが、そうではない方がほとんどかなと。

記述式を除き、択一式と多肢選択式で180点を取れる状態がベストです。

そうでなくても、例年の合格者平均点190~200点の間くらいを目指せば、仮にいくつかミスっても180点以上にはなるかと思います。

なので、目標点は、記述式抜きで180点とか、全体で196点以上とかに設定し、日々の勉強は合格基準点ではなく目標点と比較して反省していくようにすべきかなと思います。

ぼくの場合は、記述式抜きで180点、合計で210点を目標に置いていました。

結果は、憲法・民法・行政法でそれぞれ2問(8点)ずつ取りこぼしましたが、商法が満点だったり、政治・経済・社会の運が良かったりしたので、記述式抜きで178点、合計208点、目標点に2点足りてはいませんが、ほぼ目標通りでした。

仮に、商法満点や政治・経済・社会での運が無かったとしても、ギリギリ合格ラインに入っていたことになるので、目標点を高めに設定して取り組むことは重要かなと思います。

ほぼ目標通りに得点を積み上げた独学合格勉強法について知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

まとめ

本記事をまとめます。

  1. 科目の重要度に応じた戦略が重要
  2. 自分の合格に必要な勉強時間を意識する
  3. 目標点は高めに設定すべき

以上が、ぼくが一発合格できた試験戦略と勉強時間の使い方です。

最後に、ぼくが受験戦略を立てるにあたって参考にしたのがクレアールの『非常識合格法』です。クレアールのオンライン講座は使ってないですし、参考になるならないは人によって違うかもですが、合格者や人気講師が勉強の方向性を解説してくれるのと、資料請求すれば無料でもらえるので勉強前や勉強の仕方で悩んだときに一度読んでみることをオススメします。

行政書士試験の合格を目指されている方の役に立てれば幸いです。

本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。