IT転職するメリットとデメリットをIT業界経験者の視点で解説!~IT業界“以外”に転職するメリットはほとんどない理由
こんにちは、keijinhoです。
- IT業界へ転職するメリットとデメリットを知りたい
- 特にスキルがなくてもIT業界に転職して大丈夫?
- IT転職で注意すべきことってある?
IT業界経験者の視点からこういった疑問に答えます。
Contents
本記事の内容
- IT転職するメリット・デメリット
- IT転職する方法
- IT業界“以外”に転職するメリットはほとんどない
ちなみに、この記事を書いているぼくは、IoTデバイス製造(ハードウェア)とソフトウェア企画・開発の2つの主力事業を持つIT企業の社長室マネージャーをしています。
2回転職し、年収380万円→年収530万円→年収700万円と転職で収入アップしてきました。また、IT業界は副業に活かせるスキルも身に付くので、本業と同時に副業で稼いでいくことも可能になります。
IT業界に転職するメリットとデメリット
IT業界のメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
- 成長業界である
- 給与水準が高い
- 社会順応スキルが身に付く・個人で稼ぎやすい
デメリット
- 結果を求められる
- 変化の連続
- 勉強が多い
IT転職のメリット
それでは早速、IT転職のメリットを見ていきますね。
メリット①:成長業界である
これが最重要です。
日本の高度経済成長期では、業界全体が伸びていたので、どの業界にいても努力すれば結果が出る時代でした。でも、現在は大半の業界の成長はSTOPしています。なので、自身が努力しても結果に結びつきません。
そういう意味で言えば、仕事で結果が出ないのは、自分の責任だけではなく、所属している業界の責任もあります。
IT業界は、今後も成長していくことは間違いないので、IT業界に波乗りすることは重要だと思います。
メリット②:給与水準が高い
出典:DODA
結論は上記のとおり。IT業界は給料が高いですよね。
ITといっても、業界としては、情報処理・SI業界、Web業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界がありますし、職種としては、ITコンサル、セールスエンジニア、Webデザイナー、Webディレクター、プログラマー、システムエンジニア、組み込み系エンジニア、営業、プロジェクトマネージャー等、様々な職種があります。
IT業界・職種について詳しく知りたい方はこちら↓
どの業界・職種でも給与水準が同じというわけではないですが、実力主義な業界でもあるので、成果が自身の収入に結びつきやすい業界といえます。
メリット③:社会順応スキルが身に付く・個人で稼ぎやすい
例えば、以下のスキルが身に付きます。
・ITコンサル → 企業の課題解決・提案スキル、システムの保守・運用スキル
・Webデザイナー/ディレクター→サイトデザインやWebマーケティングスキル
・プログラマー/システムエンジニア → ソフトウェア・アプリ開発スキル
・組み込み系エンジニア → ソフト・ハード共通スキル
ITスキルは横展開できる仕事が多く、しかもITのお客さんは業界全体に及ぶので、ITスキルを身につけることは非常に重要です。
また、IT業界ではアルアルですが、IT企業に努めながらスキルを貯めてフリーランスになったり、副業をしたりしている人も多いです。ぼくの同僚は、副業でサーバーの保守をやっていたり、LP(ランディングページ)をクラウドソーシングで受けたりして稼いだりしていますし、ぼく自身も、コンサルやWebマーケで月3~5万円程度のプラス収入があったりします。
IT転職のデメリット
続いてはデメリットを確認したいと思います。
デメリット①:結果を求められる
IT業界に限らず、どの業界でも言えることですが、結果を一切出せない人は言ってしまえば会社のお荷物です。ただ、IT業界は全体的に成長業界なので、特に結果を求められる、実力主義な業界なので、上昇意欲がないと評価は上がっていかないと思います。
ただ、実力主義は裏を返せば、「成果が正当に評価される」とも言えます。「数字を出せる人」、「数字をキープできる人」、「下がってる数字を食い止められる人」、人それぞれ向き不向きがあります。
なので、上昇志向がある方はIT業界に飛び込んでみて、そのポジションが苦手だと感じたら別のポジションに移るというポジションチェンジは大いにありだと思います。
デメリット②:変化の連続
IT企業は、変化が早くベンチャーが多いです。
ぼく自身がIT企業の社長室にいるからかもですが、朝令暮改は当たり前ですし、日々変化の連続で変化への対応が求められます。
そういう意味では、安定志向の方には結構辛い業界かもしれません。
デメリット③:勉強が多い
デメリット②とも関係しますが、IT業界は成長が早く変化が多いので、その分inputが多いです。
ただ、キャッシュレス、シェアリング、フィンテックや不動産テック、AI、5Gなど、昨今のトピックスの大半はIT分野です。なので、こういった分野を理解しておくと、今後の時代の流れが分かり面白くなっていくともいえます。
IT転職する方法
IT業界は成長拡大中なので人手不足の傾向にあります。なので、興味がある分野や、自分が稼いでいるイメージを持てる分野に飛び込んでみるのがいいかと思います。
IT転職するなら、まずは、転職サイトや転職エージェントに登録して相談しましょう。上述したので繰り返しになってしまいますが、基本的にIT業界は人手不足ですし、ほとんどの人が未経験分野なので、受かりやすいと思います。
★転職サイト、転職エージェント
ちなみに、IT業界に所属しつつ、副業で稼いでいくためのスキルを身につけたいなら、以下がオススメです。
- Web業界でサイトディレクター → 自身のアフィリエイトブログを運営
- SIer業界でITコンサル → 個人でITコンサル
- ソフトウェア業界でプログラマー、エンジニア → 個人でアプリやソフトの受託開発
- ハードウェア業界でエンジニア → IoTデバイス開発のコンサル
- IT業界のコーポレート部門 → ITコンサル
IT業界“以外”に転職するメリットはほとんどない話
IT業界の成長可能性は無限大
ITの中でもIoTは注目の分野です。
IoTとは、「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」をいい、これにより、IoTで離れたモノを操作したり、IoTで離れたモノの状態を把握したり、IoTで離れたモノの位置を把握したり、IoTで離れたモノ同士でデータを送受信したりする仕組みをいいます。
狭義には、センサーとサーバーの部分、つまり、モノにセンサーをつけ、ネットワークを通じてセンサーが送信するデータをサーバーに集積(ビッグデータ化)するまでをいいます。また、広義では、これにプラスして、集積したビッグデータをAIや機械学習などで分析し、情報の可視化や業務の効率化を行い、センサーにフィードバックし状態を最適化するところまでを含んだりします。
IoT化によって接続されている機器の管理や監視のほか、データを収集することでモノの状態を把握して、システム全体を最適化することができたりと、産業においてはもちろん、日常生活にも利活用が進んでいます。
また、ITが強いのは、他の業界と親和性があることです。昨今は不動産、金融、物流、教育など、あらゆる分野でIT化が進んでいるので、もはやどの業界もITとは切っても切れない関係です。
なので、言ってみれば、21世紀の全ての産業の中心には「IT」があるということです。その何よりの証拠が、Microsoft、Apple、Amazon、Google、Facebookです。2020年1月時点における世界のトップに君臨している企業ですが、全てIT企業です。
世界の経済は、IT企業、IT業界が動かしていると言っても過言ではなく、世界で最も勢いがあり、将来性がある、これがIT業界の立ち位置です。
デジタルトランスフォーメーション(DX化)
上記のIT業界の成長性、将来性に加えて、DX化が挙げられます。
DXとは、企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立することをいいます。
社会問題、SDGs、地球温暖化、少子高齢化、労働人口減少等、AIやIoTの力により全ての企業が取り組まないとならない時代に突入したと言われています。
従来のIT企業は当然だが、ITに遠かった製造、出版、物流、医療、飲食、教育等、これまでレガシーで生きてきた企業もIT化を避けては通れない状況に追い込まれてきました。世の中全ての企業・業界が、好きだろうが嫌いだろうが、最重要課題としてIT化に取り組まないという選択肢はない状況です。
現代においてITリテラシーは必須スキルですし、これからも重要性は増していくかなと思います。
IT業界に所属するということは、自身が望めば業界と一緒に成長していけます。なので、特に希望する業界がないなら、消去法としてITが良いかなと。
金融業界や不動産業界も給与水準が高いですが、今後の流れを考えると、ITにリプレイスされていくはずです。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- IT転職するメリット-成長業界、給与水準が高い、稼ぐスキルが身につく
- IT転職する方法は、転職エージェントをうまく活用する
- IT業界“以外”に転職するメリットが無い理由〜IT業界の成長性、DX化
IT転職をすると、給与が上がるうえ、副業スキルも身に付けられ、より経済的に豊かになっていくはずです。
現時点では特にスキルとかないけど大丈夫か不安な人や、現年収に満足していないサラリーマンの方、ちょっとでも転職を考えているサラリーマンの方にとって、IT転職はプラスに働くのでIT転職がオススメです。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。