転職すべきベストなタイミングと転職の備えとは?乗るべき列車は1度しか通らない!

Carrer

  • 転職にベストなタイミングってあるの?
  • 転職を検討した方が良いタイミングと理由があれば知りたい。
  • 転職への備えはどんな準備をしておくべき?

こんな悩みを解決できる記事を用意しました!

先日、下の記事で凡人サラリーマンでも年収2,000万円に到達するためのキャリア戦略について書きました。

平均年収が低いバックオフィスのサラリーマンでも年収2,000万円に到達できるキャリア戦略

その主たる戦略が、「①年収水準の高い業界に移っていくこと」、「②主たる職種を軸に、職域を拡げていくこと」ですが、そのためには転職のタイミングが重要になってきます。

ぼく自身も、直近5年で転職を3回していますが、幸いにもタイミング良く動けたことで、下のような感じで年収が上がってきました。

企業区分事業内容職種年収(万円)副業(万円)
1社目
(30歳)
東証一部Sier法務350→380
2社目
(32歳)
東証一部不動産デベロッパー
不動産ファンド
法務55020
3社目
(33歳)
スタートアップITデバイス製造法務+経営企画+
ファイナンス+IPO準備
650→70030→500
4社目
(37歳)
スタートアップHRコンサルコーポレート全般立上げ
+IPO準備
1,0001,200

そもそもでいえば、社内でキャリアに必要なチャンスがあって、それがタイミング良く提供されていれば、社内でキャリアアップしたほうが未知の会社・環境に飛び込むよりもリスクが低いです。なので、社外の方が良い機会があるとか、社内だとキャリアの上昇スピードが遅い・無いと感じた場合に、転職という選択肢が出てくるかなと思います。  

そこで、本記事では、キャリアを上げるための転職のタイミングや、その事前準備について書こうと思います。

転職するのにベストなタイミングってあるの?

まず、転職について、転職するなら35歳まで、転職は3回まで、1度転職したら3年はいないと履歴書に傷をつける、といった形で、定説のように言われているものがあったりしますよね。

そこで、これについてザックリ検証してみたいと思います。

①転職に「35歳の壁」ってある?

まず、1つ目が、「35歳の壁」説です。中途採用するなら35歳まで、といった内容のものですね。

これについては、キャリアチェンジ転職なら該当する可能性がありますが、キャリアアップなら非該当かなと思います。

キャリアチェンジで中途採用をする場合、企業側からすればポテンシャル採用になるので、若年層人材の方が好まれます。一方で、キャリアアップ転職に関しては、プレイヤーとしてのスキル・経験、実績に加え、マネジメント経験等が問われてくるので、必然的に年齢も上がっていくため、これに関しては、35歳の壁はほぼ存在しないと言っていいと思います。

実際、ぼくは3回目の転職が「37歳」でしたが、年収が700→1,000万円に上がりました。また、周りにも、管理職や役員クラスの場合、40代・50代で転職している方が多数います。35歳超えたからできないことはないので、全く気にする必要はないです。

②転職回数が3回目以降は不利になる?

リクナビNEXTが企業の人事担当者に対して実施したアンケート調査を参照しますが、下図のように、転職回数3回目以降から「気になる」と回答した人事担当者がぐっと増えていることから、転職回数3回目くらいからが転職が不利になる分岐点とも言えます。

出典:リクナビNEXT 採用実態調査

ただ、人事担当者の視点で考えてみると、転職回数を気にしている理由は、在籍期間が短いと仕事が長続きしない人と考えられるとか、短期間に転職を繰り返していたら次もそうなのではないかとか、ネガティブ要素が想定されるからかなと思います。

なので、転職回数が3回以上でも、前向きな理由があったり、キャリアに一貫性があるだったり、転職先の方がより貢献できる環境にある等意欲的な姿勢を見せたりと、しっかりとした理由や説明ができれば、転職回数については大きなハードルにはならないかなと思います。

しかも、ぼくの支援をしてくれたとあるエージェントの方が、優秀な人は今後は7回転職するようになる、と言っていました。

なので、転職回数を気にするよりは、キャリアの一貫性だったり、希少性を出すためにどういったポジショニングをしていくかの方が重要だと思います。

③「石の上にも3年」説

3つ目は、3年は同じ企業・組織で経験を積んだ方がいいという説です。これは、皆さんの中にも少なくとも1度は聞いたことがあるくらい、よく言われているかなと思います。

よく言われる理由としては、「3年経験してようやく仕事の全体観がつかめる」「3年で好転しなければピボットすべき」などがあり、確かにそれっぽいとも思えます。

とはいえ、「なんで3年?」とも思えますし、「やりたくない仕事」「将来につながらない仕事」を3年も続けるのであれば、早めにピボットするのも全然アリかなと。3年経つ前に新たなチャンスが巡ってくることや、マーケットが変わることは全然あるので、その際に移れる準備をしていくことの方が合意的だったりします。

逆に、仕事を「やり切ってから」だったり、「途中で辞めて会社や顧客に迷惑をかける」ことを避けたい気持ちだったり、責任感も理解できますが、「一切迷惑をかけない退職」はほぼあり得ないと思います。

ぼく自身、直近5年で3回と転職回数が多い部類に入りますし、しかも2社目の在籍が1年とかなり短かったのですが、それでも年収を上げてこれたので、上記の転職回数のところと重複しますが、必ずしも3年は同じ企業・組織で経験を積む必要はないと思います。

キャリアアップを考えている人が転職を検討すべきタイミングとそ理由

ここからは、キャリアアップを考えている人が転職を検討すべきタイミングとその理由についてです。

転職は、求人企業の事業内容や求人ニーズが個社ごとに異なりますし、候補者の年齢や経験・実績も違って、案件ごとに個別性が高いです。なので、完全に一般化できるものではないですが、ある程度の参考にできる共通的な要素や事象はあるかなと思うので、ぼくの経験も踏まえ書いていきたいと思います。

a.いまより希少価値の高い経験を積める場合

1つ目は、いまより希少価値の高い経験を積める場合です。

ビジネス上のキャリアは、特定技術やスキルも大事ですが、それ以上に経験と実績が評価されます。なので、何をしてきたのか、どのような成果を出してきたのかで、次にチャレンジできる仕事が変わってきます。しかもこれらは独学・座学や資格取得で補いきれるものではなく、そのため機会の獲得はキャリア形成にとって非常に重要です。

事業面だと新規事業立上げやM&Aなどは、すべての企業で経験できるものではないですし、エンジニアだったら、コモディティ化しつつある技術は数年後には使える人が増えるので相対的に価値が下がっていくので、特定の技術スタックを業務で使えることも希少価値が高い経験と言えます。

コーポレートの場合、スタートアップでの組織構築や成長フェーズでの体験なども、企業の特定のフェーズでしか得ることができない経験なので希少性は高いです。

このような希少価値の高い経験は、ポッと出たりしますが、準備してないと反応することができないので、今すぐ転職するしないにかかわらず、転職エージェントに相談するなどして、転職を考えていない時期においても継続的に見ておくことをオススメします。

b.描いたキャリアをショートカットできる場合

2つ目は、描いたキャリアをショートカットできる場合です。

これは、現職と転職先で経験できる内容には大差なかったとしても、その経験を得るまでの時間が転職をすることで大幅に圧縮することができる場合です。たとえ実力が十分だとしても年功序列のために役員に到達するまでのポジションが詰まっていてチャンスが回ってくる気配がない場合、他社にその機会を求めるようなケースです。

大企業に所属されている方に多く当てはまるかなと思いますが、社内のポジションの数は決まっていたりするので、社内でチャンスが来るまでに時間が掛かりすぎるのであれば、社外で積極的に探すのは有効な方法です。特に、事業の成長フェーズで1度経験したことを、別の会社で活かす場合、年収に加えポジションも上がりやすいので、役員クラスとかより上のポジションをを目指す場合には有効かなと思います。

c.会社から信頼を獲得できなかった場合

3つ目は、いまの会社で信頼を獲得できなかった場合

会社から信頼を獲得できなかったと聞くと、本人のスキルや能力が低かったとネガティヴに捉える方もいるかと思いますが、必ずしもそうではないです。なぜなら、会社から高い評価を得られるかどうかは、本人の能力だけではなく、企業カルチャーにフィットしているかや、人事考課のポイントと自分の強み・提供価値が一致するかなど、自分では変えられない要因も影響するからです。

大企業では評価されずに冷遇されている人でも、比較的自由に動けるスタートアップに移ったら水を得た魚のように活躍することはよくある話ですよね(その逆もあり)。

その逆もしかりで、会社から信頼や評価が得られないと社内で次の挑戦機会が与えられなくなるので、キャリアの上昇ループがSTOPしてしまいます。

そのため、自分が適性に評価されていないと感じたら転職を検討すべきタイミングです。

ただ、1個注意なのが、評価されていない原因が自分にあるけどそれ気づいていない場合は転職先でも評価されないのは言うまでもありません。なので、評価されない原因が「自分」と「会社」のどちらにあるのかを特定させましょう。

ほとんどの人が評価基準を上司とすり合わせていないかと思います。何をやったら評価されて何が評価されないのか、まずは評価のルールを確認します。 そして、そのルールに従って成果を出しても評価されない、または評価方法に納得行かないのであればもはや転職しかないと思います。

この時、上司から評価基準について明確な回答が得られないのであれば、その上司の元では適切な評価がされることはほぼないです。上司自身が評価基準を言語化できていないので、評価が上司の感覚や気分でされている可能性が高いからです。

そして残念ですが、一定期間評価が低く、一度仕事ができないとみなされるとその評価を覆すことはかなり難しいかと。仕事のできない人と評価されると次の挑戦機会を貰えなくなり、さらに結果が出ないという負のスパイラルに入ります。あの人は仕事ができないと周りから思われてしまった場合は、職場を変えてリセットするのがオススメです。  

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転職の備えはどんな準備をしておくべき?

最後に、転職の備えについて触れておきたいと思います。

ぼくが考える備えは3つです。

常にマーケットにアンテナを張っておくこと

大前提ですが、求人は『ミズモノ』です。採用枠が充足したら求人はクローズします。

そういう意味で、転職とは「出会い」と一緒です。そして、その縁を活かせるかどうかは、行動したかどうかに尽きるかなと。

「美人の隣に座れるのは、勇気を出して告白した男だけだ。」

これは、「インベスターZ」の中でホリエモンが話している言葉ですが、その通りですよね。

なので、転職でも、良い出会いに巡り合うためには、常にマーケット(=企業や求人)にアンテナを張っておくことが必要です。

キャリアイメージを具体的に持っていること

とはいえ、何のプランもなく転職エージェントとコンタクトを取っても無意味です。

なので、2つ目は、キャリアイメージを具体的に持っていることです。

具体的というのは、目標年収を明確にしておくことと、その分野でそこを目指すかということです。

職種によって年収が変わってくるので、まずは

「業界×職種」で年収はほとんど決まっているという事実!使い分けるべき4パターンの転職

スキルを高め、実績を積んでおく

最後が1番重要で、スキルを高め、実績を積んでおくことが必要です。

求人にアンテナを張って、キャリアイメージを持っていたとしても、自分にそれを掴む実力が無かったら当然ですが落選します。

なので、自分のタイミングで縁をつかめるように、スキルを高め、実績を積んでおくことも重要な備えです。

『乗るべき列車は1度しか通らない』というアルゼンチン代表のメッシの名言があるのですが、まさにこれです。

まとめ

ここまで、転職すべきタイミングや転職の備えをお伝えしてきました。

結局は、『乗るべき列車は1度しか通らない』ので、それに備えて、エージェントとコンタクトを取りアンテナを張りつつ、目標とするキャリアに向けて、スキルを高め実績を積んでおくという当たり前のことが大事だなと書いていて改めて思わされました。

皆さんが年収を上げる転職をするためのきっかけになれば幸いです。

本記事も最後までお読みいただきありがとうございました。