キャリアに傷はつくか?予防策と回避すべき転職、転職に失敗したと感じたときの対処法

Carrer

  • キャリアを傷つける悪い転職・ミスマッチ転職の事例を教えて?
  • 事前防止策があれば知りたい。
  • 転職に失敗したと感じたときに対処法はあるの?

こんな悩みを解決できる記事を用意しました!

先日、下の記事で年収2,000万円のキャリア事例と、年収2,000万円に到達するためのキャリア戦略について書きました。
年収2,000万円に到達できるキャリア事例を紹介!平均年収の会社員にもチャンスはある!
コーポレートが年収を上げていくためのキャリア戦略!目標年収に向かって希少性を上げるだけ!

市場価値を高めて年収を上げ続けていくためには、どこかのタイミングで転職をする必要があります。

年収を上げていくための転職の主たる戦略は、「①主たる職種を軸に、年収水準の高い業界に移っていくこと」、「②主たる職種を保ちつつ、職域を拡げていくこと」です。

転職は年収やポジションがUPするとか新しい業務にチャレンジできるとか良い面もありますが、社長や上司、同僚など一緒に働く人が代わったり、企業の事業フェーズや求められるスキル・経験が大きく変わるためリスクもあります。

間違った転職をしてしまうと、せっかくキャリアの上昇気流に乗っていたとしても停滞させるだけでなく、キャリアを傷つけることにもなかねません。

ぼく自身も在籍期間が1年未満の企業もありますが、幸いにもタイミング良く動けたことで本業の年収は350→1,000万円を超まで上げてくることができました。その際、中長期でキャリアダウンする転職は行わないように注意してきたので、避けるべき転職とその予防策をお伝えしていきたいと思います。

Contents

キャリアに傷をつける転職とその予防策

中長期でキャリアアップを図るうえで、キャリアを傷つける可能性がある避けるべき転職とその予防策をご紹介します。

見せかけのキャリアアップ

キャリアを傷つける可能性がある避けるべき転職の1つ目は、「見せかけのキャリアアップ」のケースです。

「同業界×同業種」「異業界×同業種」といった同業種の転職で要注意ですが、年収は上がったけど、業務内容やスキル等に新しい学びがないみたいな感じです。

同業種の転職の概要はこちら⇩
「業界×職種」で年収のベースは決まっている!意識すべき転職4象限

例えば、業界中堅から業界大手に転職して年収100万円アップしたみたいなケースです。

中堅企業では幅広く業務を担当し、給与水準の高い大手に転職したけど、大手で縦割り業務・分業体制となり業務領域が狭くなり仕事内容も前職の知識で対応できるもので新しい学びが多くないとか、上司が多くなり裁量が前職よりも減少したとか、です。

この場合、短期的には年収が100万円アップしていて良さそうに見えます。

ただ、業務範囲が狭くなっている場合は、専門性を高められる可能性はありますが、将来的にそのスキルが陳腐化した場合のリスクはありますし、業務範囲が狭まった分、他の実務経験やスキルが身につかないという弊害があります。

また、上司が多いと、大企業は年功序列が続いていて、かつポストは少ないので社内でのステップアップに時間がかかるうえに難しくなっていきますし、責任をもって任される業務機会は減るのがほとんどなので成長の機会も減ります。

motoさんの「軸ずらし転職」の基本は「異業界×同業種」ですが、営業目標を達成するなどスキル・経験を積み上げたり、マネジメントをやったりと新しい挑戦をしていて、見せかけのキャリアアップではないです(さすがですよね)。

こんな感じで、新しい挑戦はないけど年収UPできるという理由だけの転職は、レベルアップをしていないので、評価が伸び悩むことになり、社内外問わず中長期的に見ればキャリアが行き詰まります。なので、短期的には転職で成功したようにみえますが、このような転職は中長期的にキャリアアップが難しくなります。

そして、一度見せかけのキャリアアップをしてしまうと、後に新しいチャレンジをしたいと気づいても、すでに実力値以上に年収をもらっていたり相対的に年収が高いことが多いため、年収を落とした転職をせざるを得なくなるか、年収を落とした転職ができずに残り続けるだけの現状維持しかできなくなる状態に陥ります。

そのため、年収という視点以外にも、業務やスキルなど新しい学びがあるか、マネジメントできるかといった将来成長できるかという観点を求めるのが良いかと思います。

最初から高いポジションで入る  

キャリアを傷つける可能性がある避けるべき転職の2つ目は、「最初から高いポジションで入社する」ケースです。

現職である程度キャリアを積んでいる人が要注意ですが、例えば、現職で部長職に就いていた人が、転職先で入社時から部長待遇で転職するなどです。

日系企業の場合、これまでは終身雇用・年功序列が前提で社内での昇進・登用が行われてきた背景から、外から来た全く知らない人が突然上司になったりすることをよく思わない人が多いです。 これは文化的なものが大きいので、個人の力で変えることはほぼ不可能です。

(いまは終身雇用が崩壊しつつあり、政府方針も職能給やリスキルに力を入れていたりと前提が変わりつつありますが、突然上司が変わることへの適応はそう簡単ではないかなと思います。)

そうすると、部下と信頼関係が上手く構築できずに成果を出せないまま短期退職に繋がったりと、キャリアにとってマイナスになります。

このような問題は、大企業でも起こりますが、特にスタートアップへの転職の方が顕著です。 スタートアップは組織が出来上がっていないところが多く、組織運営が拙いので、いきなり要職につくとハレーションを起こすことが多いです。

そのため、高いポジションで転職する場合は、いきなり役職付きで入るのではなく、役職につく前提で、例えば社長直下や経営企画部で入社して、会社にやメンバーと馴染んだ後に役職に就けるように交渉していくといいかなと思います。(人材マネジメントに優れている会社だとこのような配慮があったりします。また、当然ですが年収は役職相当です。)

勢いのある会社に大量採用のフェーズで入る

キャリアを傷つける可能性がある避けるべき転職の3つ目は、「勢いのある会社に大量採用のフェーズで入る」ケースです。

急成長中のスタートアップや第2成長期の会社に転職して、個人のキャリアが伸び悩み、失敗するケースもよくあります。

誤解がないようにお伝えすると、急成長中の会社に入ること自体は望ましいのですが、入社するべきタイミングがポイントでして、それは急成長・急拡大が始まる前です。

急成長しているフェーズの会社は、そのほとんどにおいて社員の採用が急増します(もちろんビジネスモデルにもよりますが)。そして、もともとの組織が小さかった会社で社員が急増すると、組織運営についての経験・ノウハウがないため、組織に歪みが生じ、それが人材のダブつきや役割の不明瞭化につながっていきます。

このような中で入社しても、自分の業務範囲や役割、責任範囲があいまいなまま仕事をするので成果が出しにくい状態が続き、結果評価もされにくくなります。

このように大量採用のフェーズの会社だと、自分自身の成果が出せるかどうかは自分では変えられない要素によって左右されるため、キャリア形成の観点からするとネガティブです。

ですので、急成長により大量採用のフェーズの会社に転職する場合は、転職エージェントや採用面談等を通して組織の状況をしっかり確認し、入社後の職責や役割をできる限り明確にしておくことをオススメします。

転職に失敗したと感じたときに対処法

上記では、キャリアアップを図るうえで、回避すべき転職とその予防策を書いてきましたが、それでも見極めきれずに入社しちゃったよとか、入社して数ヶ月で転職に失敗したと感じることもあるかなと思います。ここでは、転職に失敗したときの対処法を書きたいと思います。

キャリアアップを狙っていきたいけど転職に失敗した場合の対処法ですが、もはや1つだけで、『速やかに転職活動をする』、これだけです。

自分のキャリア形成にプラスにならない、価値ある経験が積めない会社で過ごす時間は無駄だからです。ロスカットするしかありません。

転職後すぐに転職活動することで応募先の企業からネガティブな印象を持たれたり、職務経歴書が汚れることを心配する気持ちもわかります。ただ、何度も繰り返し短期退職している人でなければ基本は問題ないことの方が多いです。

応募先によっては短期間での転職についてネガティブな反応があったりしますが、単純にその会社には縁が無かったというだけで、特に気にする必要はありません。失うものはせいぜい面接とその準備に使う時間です。

ぼく自身は5社経験していますが、1番短い企業だと1年以内に転職しています。その際、面接をした数社からは、短期間の転職にネガティブな反応をされた企業(面接担当者)も数社ありましたが、一方で3社から内定をいただいていますし、転職理由がちゃんとしていれば特にネガティブに捉えらえないことも多いです。

転職はある意味でタイミングの要素もあるので、今よりも良い環境があれば転職すれば良いですし、いま以上に良い転職先が見つからなければ現職に留まれば良いだけなので、何もせずにこれ以上のキャリアアップ望めない会社に居続けるよりは、転職活動をするほうが圧倒的にメリットが大きいです。市況的に半年後や1年後といった時機を見て再チャレンジすることも可能です。

まとめ

ここまで、キャリアアップを図るうえで回避すべき転職とその予防策、転職に失敗したと感じたときの対処法をお伝えしてきました。

大前提ですが、キャリアアップをしていくためには自ら主体的にキャリアを考えるのは必須です。何もせずに一発逆転で年収を上げれるということはないです。ジャイアントキリングを起こすなら、起こすなりのキャリア戦略と事前準備、実行、微修正を繰り返していくことが必要になってきます。

そして、そこまで考えている人、やり続けている人は実は多くないです。やればやった分自分にポジティブに返ってくるので、勝つイメージを持ってやり続けていきましょう。

本記事も最後までお読みいただきありがとうございました。