税金の知識は座学より「実践して」学ぶべき【確定申告は全然難しくない】
こんにちは、keijinhoです。
ぼくはサラリーマンですが、サラリーマン初年度から毎年確定申告をしています。副業したり節税したりしているからですね。
税金知識については、とりあえず実践してみて、必要に応じてインプットして補うという形で学んできました。
難しいと敬遠されがちの税金ですが、資本主義の中で勝つためには、「税金知識」はマストです。フリーランスの方にとっては当たり前かもですが、サラリーマンも同様です。
でも、サラリーマンを始めほとんどの日本人は「確定申告」をしたことがない人が多いようです。本来払わなくていいのに税金を払いすぎていたり、取り戻せるはずの税金を還付せずにいれば、損することになります。
そこで、実践で税金知識を学ぼう、というのが本記事の内容です。
Contents
本記事のポイント
- 税金知識は座学より「実際にやってみて」学ぶ
- 小さな節税額でもムダにはしたくない方向け
税金の知識は座学より「実際にやってみて」学ぶべき
税金知識は「実際に事業(副業)する→お金を稼ぐ→自分で確定申告(納税)する」これだけで学べます。
座学から入るのは、コスパが悪い
税金知識は、あると便利に思われがちですが、それよりも「売上を伸ばす」ことを優先すべきです。なぜなら、売上や役務収益など収入が少なければ税金も少ないので、節税メリットが小さいからです。
しかも、自身の節税のために使わない知識を持っていても、正直ムダです。なので、税理士や企業の経理担当者とか仕事で使わない限りは、自分で確定申告しながら、必要に応じて知識を補完していくのがベターですね。
確定申告はツールを使えば簡単にできる
確定申告をしたことがない人にとっては、「確定申告=難しい」というイメージかもですが、それは、勘違いです。
「確定申告書等作成コーナー/e-Tax(国税電子申告・納税システム)」
国税庁の確定申告書作成ツールを使って、手順通りに進めれば簡単です。
さらには、会計ソフト「freee」を使えばより簡単です。
マニュアルが圧倒的に分かりやすいので、それにしたがってポチポチ操作する、これだけでできます。クラウド会計ソフトはたくさん世の中にありますが、確定申告の2週間前になったら、freeeを契約して確定申告するだけです。
ちなみに、ぼくが初めて確定申告をしたのは、大学を卒業して、大学院浪人をしていた年でした。
バーでのアルバイトと、フットサルのセミプロをしていて、給与所得と事業所得を得ていたので確定申告をする必要があったのですが、税理士さんにお願いするほど稼いでいなかったので国税庁の「確定申告書等作成コーナー/e-Tax(国税電子申告・納税システム)」で自分でやることに。
でも、この時1度経験したおかげで、それ以降確定申告に全く抵抗がなくなりました。
さらに、サラリーマンになって副業をするようになってからは「freee」を使っています。
税金の知識も、就職後サラリーマンでもできる節税方法や、副業で多少収益が出ているので収益を上げながら節税できないか、に興味を持つようになり、必要に応じて補完しているといった感じです。
完璧な確定申告はほぼ存在しない
大学院の同期で国税庁に勤めている友人に聞いた話ですが、税務署は「売上が小さいうちはほとんど相手にしない」ということです。
え、なんで?と思いますが、年収700万円の個人から追徴で数万〜数十万円を取る場合に比べれば、年商数十億〜数百億円の企業のリサーチや執行に税務署員の工数を使う方が明らかにコスパがいいですよね。言われてみるとそうだなと思います。
しかも、経費を1つ取っても「どこまでを経費計上するか」で税理士の専門家でも見解が分かれたりするものもあります。完璧にはできないから自分にはムリとか、そこまで神経質になる必要はないですよ。
なので、とりあえず自分でやってみるというのをオススメします。
小さな節税額でもムダにはしたくない方向け
とはいえ、いくら小額でも節税して増えるキャッシュもバカにはできません。
そこで、ザックリ税金知識を学んでおきたいという方向けに、役に立った本を紹介します。
税金知識を学ぶ際に役に立った本【3選で紹介】
- FP3級のテキスト
- 無税生活
- 黄金の羽の拾い方
①:FP3級のテキスト
FP3級のテキストでは、税金の概要や全体像が理解できます。税金以外の分野もありますが、知っていて損はないモノばかりですよ。
FP3級のテキストを使って税金を勉強する方法について詳しく知りたい方は、『FP3級を取得するメリット6つ!お金の基礎知識を学べることに加え、副業や転職にも役立つ!』をご覧ください!
②:無税生活
サラリーマンで副業しているほとんどの方は、ザックリ目を通しておいてもいいと思います。
副業で年間50〜100万円ほど稼ぐ人向けかなと思います。
③:黄金の羽の拾い方
ちょっと難しめです。
株式会社の仕組みがわからないと理解が難しいかもです。
しかし、人生を豊かにする思考・方法が書いてある1冊です。なので、各家庭に1冊はあっても良いと言っても大袈裟ではないかなと思います。
一度流し読みをしておいて、プライベートカンパニーを作ったりする前に熟読とかでもいいかもです。
また、節税について書いた記事もありますので、良ければこちらもご参照頂ければ、税金についての理解が深まると思います。
- サラリーマンが節税する方法について詳しく知りたい方は、『サラリーマンだからこそ節税が重要【即実践できる節税方法5つ】』をご覧ください!
- 税金の仕組みについて詳しく知りたい方は、『サラリーマンの税金の仕組みを年収700万円を例にかんたん解説【副業サラリーマンにも対応】』をご覧ください!
まとめ
本記事のポイントをまとめます。
- まずは稼ぎましょう
- 常に「行動の費用対効果」を意識すべき
というわけで、まとめですが、「行動の費用対効果」を考えましょう。コスパは重要です。
- すでに稼いでいる人 → 税金を学べば、得をする
- まだ稼いでいない人 → 税金を学んでも、得をしない
節税のために勉強しても、それを活かせなければ無意味ですよね。税金を勉強するのに時間を費やすくらいなら、まずは実践で確定申告する程度で十分で、それよりも先に自分の収入UPを優先することを忘れないようにしましょう。
「税金知識を学ぶ前に、もっと稼ぎましょう」ということですね。
本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。