【行政書士試験一発合格・独学3ヶ月勉強法②】注意すべきNG勉強法!!
こんにちは、Keijinhoです。
- 行政書士試験の合格者の勉強方法を知りたい
- 勉強方法ってたくさんあるけど、結局どれがいいの?
- NGな勉強方法があったら教えて
本記事では、上記疑問に答えていきたいと思います。
というのも、ぼく自身、勉強をするにあたって、大手予備校やオンラインスクール、合格者のブログやYouTubeなんかでオススメの勉強法を探したんですが、それぞれいろんなバックグランドの方がいてそれぞれ得意不得意が違ったりオリジナルの勉強法だったりして、自分にピッタリだと思う勉強法に出会うことができませんでした。
逆に、合格者がやらないように注意したことは割と共通しているかなと感じていて、それは以前合格した宅地建物取引士やビジネス実務法務検定2級、ビジネス会計検定2級、IPO実務検定上級などを取得した際にも反省として感じていたことだったりしたので、行政書士試験の勉強においてそのようなミスをしないように注意していました。
そこで、本記事では、行政書士試験に独学3ヶ月で一発合格したぼくが、試験対策をするにあたり注意していたNG勉強法をご紹介したいと思います。
Contents
NG勉強法
- テキストや講義を完璧にしようとする・テキストを〇週読むと決める
- 試験範囲全てをカバーしようとする
- 六法を参照しない
- ノートを丁寧に作る
- 1教科に絞って勉強する
NG1:テキストや講義を完璧にしようとする・テキストを〇週読むと決める
最初のNGは、テキストや講義を完璧にインプットしようとすることです。
そもそも勉強の目的ですが、試験に合格するためであって学者になるためでもなければ興味や知的好奇心を満足させるためではないはずです。やるべきことは試験対策です。
また、知識のインプットを完璧にしようとするのと似てるのが、テキストを〇週読むと決めて取り組むことで、これもまぁ無意味かなと。。
行政書士試験よりだいぶ前の話ですが、過去のぼくはこれをやってしまっていました。試験対策をすべきはずが、目的がテキストを読むことにすり替わっていたんですね。
で、択一の過去問を解いても正解を導き出せない。。まぁいま思い返せば当然かなと。
知識があっても解けなければ意味がなくて、正解を導くにはどういう問題がどういう問われ方をしているか繰り返し訓練する必要があります。過去問でアウトプットしていると、どういう問題が問われているのかとか、この分野は頻出だなとか、逆にこの分野過去問で1度も問われてないじゃんとかに気付けるので重要度が分かるようになってきます。
例えば、行政法なら、行政事件訴訟法の訴訟要件や仮の救済は頻出ですし、行政手続法の定義や申請に対する処分、不利益処分はほぼ毎年出てるなとか、自分なりのデータベースができあがってくるかと思います。
過去問でよく出てくる分野に対応するテキストの箇所には、書き込みや印、マーカーなんかがたくさんつくはずですし、逆に全然出ない分野はテキストも真っ白のはずです。
試験勉強で大切なのは得点を積み重ねることであって、テキストや講義のインプットではないということに注意しましょう。
使っていたテキストと過去問集
ちなみにですが、ぼくは、テキストは「みんなが欲しかった!」シリーズを使っていました。この1冊のみです。宅地建物取引士の時もこのシリーズにお世話になったので、行政書士でもこれを使いました。とにかく使いやすいです。分解できるのもお気に入りのポイントです。
テキストは浮気をせずに1冊にまとめるのも割と重要かなと思います。
浮気はダメだってことですね笑。
また、過去問は、「ウォーク問 過去問題集」の①法令編と②一般知識編です。
「合格革命 肢別過去問集」と迷ったんですが、結局、問題別に収録されているウォーク問にしました。選択肢を2つまで絞り込めたけどどちらが正解かわからないってことがよくあるかなと思いますが、こういう試験により近い形式ってことでこちらに。答え合わせする際に全部の足を潰すせば、肢別過去問集にする必要もなくなるかなと思います。
記述式は「みんなが欲しかった!」シリーズを買ったんですが、5年分しかなくて足りなかったので、結局最新のものをほとんど使わずにメルカリで売っちゃいました笑。代わりに、「出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」を使い、10年分対策しました。
NG2:試験範囲全てをカバーしようとする
2つ目のNGは、試験範囲全てをカバーしようとする、満遍なく網羅しようとすることです。
行政書士試験は、基礎法学、憲法、民法、行政法、商法、一般知識の6科目がありますが、均等に勉強するのはNGです。
というのも、学校の定期試験など全科目100点満点のような場合には、穴を作らないように全科目をカバーする必要がありますが、行政書士試験の場合はこの6科目が同時に出題されます。しかも、この6科目は、問題数や配点、難易度がそれぞれ違ったりするので、時間を均等に振って勉強するのは効率が悪いです。
行政書士試験は、上記のような特徴があるので、重要度に応じて戦略を立てて時間を使っていく必要があるということに注意しましょう。
NG3:六法を参照しない
3つ目のNGは、六法を引かないことです。最重要かなと思います。
法律の試験なので、まぁ六法は必須かなと。そして、条文が出てきたら、とにかく六法を引くようにしていました。
これもテキストの時と似てますが、よく出てくる条文にはめちゃくちゃ書き込みや印、ラインやマーカーが引かれることになるので、頻出条文がわかるようになりますし、六法でみることで前後の条文や制度を俯瞰でみることができ、イメージが湧きやすく記憶の定着にも役立ちます。
なので、勉強の際に六法の参照はめんどくさいですが、めんどくさくても怠らないようにすべきです。
ちなみに、ぼくは有斐閣の判例六法を使っていました。
条文を確認して、同時に関連する判例を押さえられるので、かなり重宝しますよ。
NG4:ノートを丁寧に作る
4つ目のNGは、ノートの取り方です。
資格試験用のテキストは、すでに合格に必要な知識が既にまとめられているので、それを書き写すとかさらにまとめてコンパクトにする的なノートを作るのは時間の無駄かなと思います。
だったら、テキストに直接書き込んだり、ラインやマーカーを引いたりすればいいですし、一元管理しておくことでそれ一冊でまとめノートの役割も果たせます。
ぼくは、基本はノートを取らない・作らない派で、テキストや六法に直接書き込んだり付箋貼ったりしてまとめていました。
併せて大事かなと思うこととして、書き込み等のメモは、できる限り自分の言葉で残すということです。記述式のアウトプットにもなります。もちろん用語や定義を崩して使うことはNGですが、自分の言葉に置き換えることで理解度アップにつながります。
NG5:1教科に絞って勉強する
5つ目のNGは、1教科に絞って勉強することです。
1つの強化だけに絞って勉強を続けることで、飽きてしまって集中力が低下したり、他の科目の記憶が低下したりすることになります。
なので、勉強開始したばかりのインプットのフェーズでは、特定の科目に集中して科目の全体像を掴むことは大事ですが、過去問対策のフェーズに入ったらバランスよく科目を交互に行うべきですし、特に直前1ヶ月は1日に複数科目を並行して行うことをオススメします。
ぼくの直前1ヶ月は、以下のような感じで行政法は毎日やりつつ複数科目を並行して回していました。
- 朝(1~2時間):行政法択一
- 通勤時間往復(1時間):一般知識択一、法令択一、記述式(twitter)
- 昼休み(0.5時間):一般知識択一、法令択一、記述式(twitter)
- 夜(0~2時間):択一の答え合わせ
夜0時間の日があるのは、仕事で遅かったり、眠くて寝ちゃったりしたからです。朝、寝坊した日もあったかもですが・・・笑
なので、行政法は1番配点が重いということから、毎朝確実にやるようにして、それ以外の時間で他の科目の択一対策をしていたという感じです。
まとめ
本記事をまとめます。
- 試験勉強はアウトプット(=過去問)をベースに行う
- 科目の重要度に応じて対策する
- 六法の参照は必須
- ノートは不要で、テキストにまとめる
- 直前期は複数科目を同時に回す
以上、オススメ勉強法は、NGな勉強方法をしないことです笑。
本記事を読んで合格される方が出れば嬉しいです。
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本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。